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結婚と鬱

 

今日は新しい方を含めて5名で分かち合いを開催しました。毎回誰かがお休みで、その分誰かが入って来られます。こんな会だから、体調の浮き沈みがみなさんあるので仕方ありません。みなさま気楽に予定に入れて、お越しください。

 

私は結婚しています。仲は良いほうだと自分では思っています。妻に聞けばちょっと違った面白い答えが返ってくるでしょう(笑)。 ですが思い返せば、結婚後半年で発病したのには確かに結婚生活のストレスがありました。新婚ですから楽しかったのは確かです。新婚旅行も行きましたし、毎晩の晩酌も楽しかったのです。でも発病した。医者に言わせると「結婚も発病の引き金となる」のだそうです。なぜでしょうか。

 

やはり、それまでの一人で気ままな生活から、二人でいつも一緒にいる生活への変化に、体と心に圧力が掛かったかでしょう。そこで私は学びました。「楽しいことでも疲れる」と。

 

でも発病して、休職して、妻にもだいぶ迷惑をかけて、それでも優しく接してもらって、それで二人を見つめ直して、自分を変えて、結婚生活を続けてきて、ほんとに良かったと思います。そりゃ結婚は大変なこともあるけれど、それ以上に二人で生活してきて楽しかったからです。喜びも苦しみも、それこそ病状も一緒に体験してきて、冗談言ったり喧嘩もしたりして、それでも一緒に生きてきたからこそ、今それを分かち合える。それってとっても面白いことです。

 

だから私はこう言います。「結婚はいいよ。おもしろいよ。しんどいけどね。」もちろん、結婚が良いものではなかった人にはそんな言い方はしません、、、。離婚の現実やそのしんどさも身近によく知っていますから。

 

何だか、分かち合いから帰ってきてそんなことを思うのでした。

 

次回はもうクリスマスが近い、12月5日(金) 午後1時です。京都聖ヨハネ教会のホールでお待ちしています。

 

John