いのちと感謝

2月の分かち合いは4人で行いました。

 

自分の価値、役に立たない自分にはどんな価値があるのか、どうすればその様な「無条件の価値」を感じられるのか、そして死と命についてまで話が深まっていきました。深い余韻が残りました。

 

世話人の私、ジョンは、牧師です。その次の礼拝で、このように祈りました。それをここに載せて報告の代わりにしたいと思います。(私たちは決してマ・カタリーナに来られる信徒ではない方にキリスト教を押し付けることは致しませんし、誰にもさせません。ただ私は大切なことを語る時にはこの様な「祈り」の形を取らざるを得ないだけです。)

 

 

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神さま

 

人はなぜ死ぬのですか。

なぜ私たちの望まないときに、あなたは大切な人を天国へ連れていかれるのですか。

なぜ別れなければいけないのですか。

 

この世に残された私たちは、そばに居ないことの悲しみに、涙するしかありません。あなたは私たちの涙をご存知でしょう。私たちの涙を一滴も残さず受け取ってください。

 

神さま、できることなら、返してください。そのためなら何でもする・・・そう私たちは思います。

 

しかし愛する人は帰って来ず、あなたのみ胸で安らかにしているなら、せめてその意味を私たちにお教えください。なぜあの人は、私たちは、この世にあなたから生を受け、この世に生きたのか。あの人の人生、私たちの人生は一体何のために与えられたのか。

 

感謝へ導いてください。愛する人がこの世に生まれ、出会い、たくさんの思い出をあなたが与えてくださったことを。そしてその感謝によって、天上の彼と地上の私たちを結び合せ、交わり、片時も離れず共にいるようにしてください。

 

そして今もこの世で頑張って生きる__________さんを、あなたが天国の_________さんと共に守り導き微笑みかけて、祝福してくださいますように。日々の小さな日常を、復活して再会を喜ぶ日の大きな希望を持って暮らすことができますように。一日一日、この世で暮らす___________さんを慰め、支え、守ってください。

 

私たちと共に死に、共に復活した、主イエス・キリストによってお願いいたします。