· 

負けずに生きてきた


8月5日は14人でテーマ「褒めてあげたい自分」をとっかかりにして分かち合いました。


私には、今回は今までで一番心動かされた回でした。


褒めてあげたい自分はつまり、他人には見えないけれど本人はとても努力してきたことです。他の人は褒めてくれないけれど、自分はとっても頑張ってきた。このことを見つめるとき、しんどい体験はもちろん、それでも負けないで生きてきた自分を肯定できます。


やっぱり多かったのが「今まで生きてきた自分を褒めてあげたい」でした。この一言に私たちの生きていく苦しみが表されています。心身が健康な人はそんなこと考えたことがないと思います。生きていることなんて当たり前です。しかし鬱を背負う私たちにとっては、あのとき死なずに今生きていること自体が、奇跡であり恵みの現れだと思いました。


そしてやはり心動かされたのは、それでも私は負けずに生きてきた、ということを参加者を信頼して語っている姿であり、それを真摯に聞いている人参加者のみなさんの姿でした。誰にも言えない、分かってもらえないことを共有できるグループ。心と心が触れて同じ体験をした人と出会い、ねぎらい、慰め、励ます。この日のために、マ・カタリーナをやってきたんだと実感しました。


そしてそのテーマのあとに、みんなで大きな拍手をしてお互いの頑張りを労いました。


と、これは前半で、後半は4,5人のグループで分かち合いました。発達障害グループ、双極性障害グループ、就職・休職グループに自然と分かれて話の続きをしました。


初めての方は聞いているだけでもかまいません。この素晴らしいグループに参加することをお勧めします。そして思う存分「まぁ語りーな。