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受け容れられて、受け容れる

受け容れる、受け容れられる

 

4月6日は、11人で分かち合いました。(すみません何かの不具合で案内メールが送信できませんでした) 

 

前半のテーマは「自分を大切にするコツ」でした。後半は、私のグループでは死にたい思いについて分かち合いました。

 

うつを患う私たちは、ともすると自分に厳しくなりがちです。「頑張らないといけない」、「こんな自分ではいけない」、「ほかの人はもっとしている」。 そうして知らず知らずのうちに、今のあるがままの自分を否定して、拒絶して、自己肯定感を低めてしまいます。そしてそんな自分がストレスになって、心身の調子が落ち込む、ということになりがちです。

 

だからこそ、私たちは意識して「自分を大切にする」ことが必要だと思います。分かち合いでは色んな方法が分かち合われました。一言で言うなら「受け容れる」ということだと思います。体力がない自分、昼間から寝てしまう自分、自己肯定感の低い自分、完璧主義でついつい頑張りすぎてしまう自分、、、。どんな自分をも赦して、受け容れることが「自分を大切にする」始まりになります。究極的には、自分を受け容れられていない「自分」をも受け容れること、という点に辿りつきます。

 

それでも自分の力だけで自己受容を成し遂げるのは難しいことです。だからそのお手伝いがマ・カタリーナのような「分かち合い」だと思います。「僕は自己肯定感が低いんです」と告白すると、「うんうん」と頷いてくれる。「私も同じです」と応えてくれる相手がいる。そうして人に受け容れられることで、私たちは少しずつ自分を受け容れることができていくのだと思います。

 

今回参加してくれた方々、またはこれを読んでくださっている全ての方々に伝えたいです。

 

あなたは大切です。あなたが自分を大切にできなくても、していなくても、わたしたちにとってあなたは大切な存在です。だから自分が大切な存在だと、受け容れてください。そして一緒に、弱い自分を受け容れて、簡単に自分を壊さないように大切にして、生きていきましょう。